KIRARAの好きなアーティストさんのライブレポや日常を写真と共にお伝えしています。
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あ~~、、、
しばしやられていましたwww風と木にwww

「風と木の詩」



竹宮恵子著

読んだら、絶対に、しばらくヤラれるの分かってるから
なかなか読まないんだけど、15年ぶりくらいに読み返しました。

この本の話をして、、
自分が、もう、断片的にしか覚えていないのがショックで
本棚の奥から引っ張り出して来ました。

この作品に出会ったのは20歳前、、、

1976年10号 - 1984年6月号連載って書いてある、、そう、、、その頃、、、

テーマは、少年愛なんだけど、、いわゆる、、今で言うボーイズラブ、、、

でも「恋愛」というものについて、ど真面目に書かれている作品です。

真っ向から臨んで描いていらっしゃいます。。

ちゃんと描いてる。。すごい、、、。


人間関係と言うものは、必ずしも美しいものばかりじゃないです。

友情や尊敬、敬愛、、、その反面、嫉妬したり、憎しみ合ったり、

美しい部分だけではなく、、、そうで無い部分、、、

そうでない部分も、目をそむけずにちゃんと描いてる。

これは、ちゃんとした恋愛漫画、、、

セルジュとジルベールのラブストーリー。

ちゃんと書いてあるから、読むと、とても心が痛いです。

痛いけど、、生きるって、、、痛いことないですか?心が、、、。

たぶん、、その痛い部分を知っている人には、とても、よく分かる作品だと思います。


若い頃に読んだ時は、、、

あ、、、ここから、ネタバレが入りますので、ご注意ください。

若い頃に読んだ時は、、、14巻までしか読んで無かったの、、、

全17巻だから、15巻、16巻、17巻は読まず仕舞いでした。

セルジュとジルベールが愛の逃避行をする前で読むのを止めています。
結婚によって、、、
今の若い人は、結婚で漫画やめるの?ってビックリするかも知れないけど
その頃は、漫画を読んでるだけで罪人のように言われていた時代です(笑)、、
ほんま、、大笑いする時代ですよ。。

旦那さんが亡くなって、、、
ある事がきっかけになって、漫画家をしている知り合いに、
また漫画を描いたら?とすすめられて、また漫画を描くようになって、、、
途中になってた「風の木の詩」の続きを読んで号泣。。。

普通の恋愛作品なら、、映画でも、、
恋人との逃避行で、めでたし、、めでたし、、、
で、エンドロール、、ハッピーエンドなんだろうけど、、、

その、、ハッピーエンドの向こう側も、ちゃんと描いてる。。。

決して、幸せでは無い二人の姿が、、、幸せになろうとする二人の姿が、、、

切ない、、(;;)

とても切ない。。。。


すごい作品だと思う。。。


一番泣いたのは、ラストシーンもそうだけど、、

アパートには帰りたくないと言うジルベールを冬空のベンチに座らせて「ちょっと待ってて」と離れた時に

「このまま彼(ジルベール)をおいて走っていきたい」

と、いうセルジュの心の言葉、、、、。

辛くて、逃げ出したい時もあるよね。。。。

でも逃げなかったセルジュ、、、。

セルジュ、、大好きだよ。。。。。


私もがんばろう~~~~\(^o^)/



ある時、ツイッターに「風と木の詩」がトレンドに上がっていて何事?と思って調べたら、、

「国連が批判する日本の漫画の性表現 「風と木の詩」が扉を開けた(BBC News) - Yahoo!ニュース」

って、、、、

ちゃんと読んで欲しい、、、、。

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プロフィール
HN:
KIRARA
性別:
女性
趣味:
音楽・映画鑑賞
自己紹介:
関西を中心に活動中のピアノ弾き語りシンガーソングライター税理士ミュージシャン「ゆしん」のライブレポを中心にお届けしています♪追っかけ人生、満喫中♪

生息地:大阪


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