KIRARAの好きなアーティストさんのライブレポや日常を写真と共にお伝えしています。
昨日(6日)の事ですが娘と映画をなんばパークスに観に行ったんですよ(^^)
観に行ったのは
シネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」豪華二本立て!
パンフレットは
こんな感じでした(^▽^)ノ
シネマ歌舞伎サイト
↑
詳細はこちらで♪
(シネマ歌舞伎とは歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという松竹が開発した映画とは全く異なる新しい映像作品です)
「らくだ」52分「連獅子」57分の上映で
2本の間には10分間の休憩があって、本物の舞台のようでした(笑)
まずは「らくだ」
「らくだ」は元々落語の演目で昭和3年に岡鬼太郎によって劇化されたそうです。
フグに当って死んだ遊び人駱駝の馬太郎(亀蔵)の弔いをしようと
仲間の半次(三津五郎)が紙くず屋の久六(勘三郎)を巻き込んで
大家からお酒とつまみをせしめようとする面白いお芝居です。
半次と久六のやり取り、大家の家での出来事など面白いのですが
スゴイなぁ♪と思ったのは死体役の亀蔵の演技でした(^^)
見事と云うか、お腹かかえて笑いましたw
一緒に観ていた娘も大笑いです。
半次(三津五郎)が啖呵を切る所はかっこ良かったし
勘三郎の演技もさすがでございました(^^)
「らくだ」が終わって10分間の休憩があって次は「連獅子」
「連獅子」は親獅子が子獅子を谷に突き落として
谷から上がって来た子だけ育てる
っていうアレです(^^)
今回の見どころは親獅子を中村勘三郎
子獅子を実の息子である勘太郎、七之助が踊るってところです。
子獅子が2匹と云うのも見どころ♪
2007年10月に新橋演舞場で上演されたものだそうですが
このドキュメントをTVで観た事があり
本番まで3人の毛振りが揃わなかったのに
本番では見事に決まるという舞台マジックに鳥肌が立ちます。
監督は山田洋次さん。
本場の舞台さながらに臨場感あふれる映像になっておりました。
見得を切る所とか、カッコ良かった(^^)
役者の持つ生命エネルギーというか
舞台(ステージ)から伝わる気迫と観客の熱気が相まって
演劇っていいもんですね♪
ライブでもそうですがステージにある「何か」
あっこには「何か」があるんですよね(^^)
演じる人と、それを観る人にだけ伝わる「何か」
「何か」を身方につけるというか
身方についた時に感じられる不思議な感覚。
演者が素晴らしく輝く一瞬。
しびれます(^^)
次回のシネマ歌舞伎は
「刺青奇偶(いれずみちょうはん)」だそうです♪
<配役>
半太郎… 中村 勘三郎 お仲… 坂東 玉三郎
玉三郎…好きですww
楽しみです(^^)
ソニーのWEBサイトでも「シネマ歌舞伎」の紹介をしているそうですw
http://www.sony.jp/cinema-kabuki/
ソニーの技術が歌舞伎と出合ったそうです♪
もっともっと早くね…この技術があったら
過去の素晴らしい舞台も残せたのにね…(;;)
若い頃の市川猿之助の早変わりは素晴らしかったですw
アレ、また観たいです(><)
観に行ったのは
シネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」豪華二本立て!
パンフレットは
こんな感じでした(^▽^)ノ
シネマ歌舞伎サイト
↑
詳細はこちらで♪
(シネマ歌舞伎とは歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという松竹が開発した映画とは全く異なる新しい映像作品です)
「らくだ」52分「連獅子」57分の上映で
2本の間には10分間の休憩があって、本物の舞台のようでした(笑)
まずは「らくだ」
「らくだ」は元々落語の演目で昭和3年に岡鬼太郎によって劇化されたそうです。
フグに当って死んだ遊び人駱駝の馬太郎(亀蔵)の弔いをしようと
仲間の半次(三津五郎)が紙くず屋の久六(勘三郎)を巻き込んで
大家からお酒とつまみをせしめようとする面白いお芝居です。
半次と久六のやり取り、大家の家での出来事など面白いのですが
スゴイなぁ♪と思ったのは死体役の亀蔵の演技でした(^^)
見事と云うか、お腹かかえて笑いましたw
一緒に観ていた娘も大笑いです。
半次(三津五郎)が啖呵を切る所はかっこ良かったし
勘三郎の演技もさすがでございました(^^)
「らくだ」が終わって10分間の休憩があって次は「連獅子」
「連獅子」は親獅子が子獅子を谷に突き落として
谷から上がって来た子だけ育てる
っていうアレです(^^)
今回の見どころは親獅子を中村勘三郎
子獅子を実の息子である勘太郎、七之助が踊るってところです。
子獅子が2匹と云うのも見どころ♪
2007年10月に新橋演舞場で上演されたものだそうですが
このドキュメントをTVで観た事があり
本番まで3人の毛振りが揃わなかったのに
本番では見事に決まるという舞台マジックに鳥肌が立ちます。
監督は山田洋次さん。
本場の舞台さながらに臨場感あふれる映像になっておりました。
見得を切る所とか、カッコ良かった(^^)
役者の持つ生命エネルギーというか
舞台(ステージ)から伝わる気迫と観客の熱気が相まって
演劇っていいもんですね♪
ライブでもそうですがステージにある「何か」
あっこには「何か」があるんですよね(^^)
演じる人と、それを観る人にだけ伝わる「何か」
「何か」を身方につけるというか
身方についた時に感じられる不思議な感覚。
演者が素晴らしく輝く一瞬。
しびれます(^^)
次回のシネマ歌舞伎は
「刺青奇偶(いれずみちょうはん)」だそうです♪
<配役>
半太郎… 中村 勘三郎 お仲… 坂東 玉三郎
玉三郎…好きですww
楽しみです(^^)
ソニーのWEBサイトでも「シネマ歌舞伎」の紹介をしているそうですw
http://www.sony.jp/cinema-kabuki/
ソニーの技術が歌舞伎と出合ったそうです♪
もっともっと早くね…この技術があったら
過去の素晴らしい舞台も残せたのにね…(;;)
若い頃の市川猿之助の早変わりは素晴らしかったですw
アレ、また観たいです(><)
10月7日はアメリカ村FANJ-twiceに
SPINcodeのライブを観に行って来ました♪
初めて見ましたが
何か、カッコ良かった(^^)
◆member◆
Vo.RIKIYA
Gt.TAKE
Gt.DARL
Ba.SENSE
Dr.KAZUMA
Takeさん、カッコ良かったわぁ~♪
<ライブスケジュール>
◆1月5日@福島 LIVESQUARE 2nd LINE
◆1月7日@アメリカ村 BIG CAT
◆1月15日@アメリカ村 FANJ twice
詳細はSPINchordのHPでお確かめ下さい♪
10月5日は天王寺Fireloopに「五陸守」を観に行って来ました♪
10月5日は五陸守ことペーターのお誕生日ライブ!
ギタリストが集まって
熱いx2ギターフェスティバルが開催されたのであります
続きは<つづきはこちら>からどうぞ♪
~~~~~~~~~~~~~~
10月4日は大阪梅田は太融寺にあるLIVE&BAR(ライブバー)
「City West de Chauka~シティウェスト de ちゃうか~」
に10Coinsのライブを観に行って来ました♪
10Coinsはギター&ボーカル大原佳樹さん(ヨッキー)と
ギター永田武久さん(Take)によるユニットです♪
ヨッキーとTakeさんのユニットというかコンビと云うか♪
楽しみ過ぎてドキドキでした(^▽^)ノ
お店に行ったら、一番前の席しかあいてなくて
近くて、ドキドキで楽しかったです(*^^*)ノ
続きは<つづきはこちら>からどうぞ~♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~
9月28日は服部緑地公園の野外音楽堂に
『青空野音~アオゾラノオト2008~』
というイベントを観に行って来ました
12時30分開演 18時30分終演という長いイベント♪
しかも野外です(^^)
出演者は
◆weathercock(スパイラル★ノート)
◆キエナB
◆ツルビル
◆山下大輔
◆まさやとりょう
◆皿屋恵
◆廣瀬武雄
◆もりう
◆化楽
◆大原佳樹(ヨッキー)
ヨッキーが出る!
これは行かねば☆(^▽^)ノ
ステージ…広い!
服部緑地の野外音楽堂には初めて行きましたが
ちゃんとした音楽堂でした(^▽^)
さすが、ここで色んなイベントが行われるだけあります♪
<セットリスト>
1、CRAZY JUNGLE大阪
2、新曲
3、STAND FOR YOURSELF
4、フォトグラフ
野外で聞く大原佳樹も清々しい感じで良かったです(^^)
特に「フォトグラフ」が良かったです♪
ラストには主演者がステージに集まってのエンディングです☆
好きなアーティストさんばかりの出演だったので
ホントに楽しかったです(^▽^)
またあるといいな♪
『青空野音~アオゾラノオト2008~』
というイベントを観に行って来ました
12時30分開演 18時30分終演という長いイベント♪
しかも野外です(^^)
出演者は
◆weathercock(スパイラル★ノート)
◆キエナB
◆ツルビル
◆山下大輔
◆まさやとりょう
◆皿屋恵
◆廣瀬武雄
◆もりう
◆化楽
◆大原佳樹(ヨッキー)
ヨッキーが出る!
これは行かねば☆(^▽^)ノ
ステージ…広い!
服部緑地の野外音楽堂には初めて行きましたが
ちゃんとした音楽堂でした(^▽^)
さすが、ここで色んなイベントが行われるだけあります♪
<セットリスト>
1、CRAZY JUNGLE大阪
2、新曲
3、STAND FOR YOURSELF
4、フォトグラフ
野外で聞く大原佳樹も清々しい感じで良かったです(^^)
特に「フォトグラフ」が良かったです♪
ラストには主演者がステージに集まってのエンディングです☆
好きなアーティストさんばかりの出演だったので
ホントに楽しかったです(^▽^)
またあるといいな♪
9月22日は三国ヶ丘FUZZに
Re:ingのライブを観に行って来ました♪
本日のライブはいつもとちょっと違って
FM802主催の「MUSIC CHALLENGE」というイベントです。
堺から世界へ。
堺から世界へ飛び出すアーティストを発掘することを目標にしたものだそうです♪
堺から世界へ飛び出たアーティストと言えば
オレスカバンド!
Re:ing…
昔はオレスカバンドと一緒にライブしてたらしいですよ…
てか、オレスカのお兄ちゃんバンドやん♪
Re:ingも頑張れ~~~(><)
てか…Re:ingを発掘せえへんかったら
奴等の目は節穴でしょう
続きは<つづきはこちら>からどうぞ♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近出合ったお気に入りのバンドさん☆
「serial TV drama」
ミナミホイールでCDを手に入れてヘビロで聴いています♪
その中の「そして誰も知らない」という曲がブラック
ブラック好きの娘を呼んで歌詞を見せました
■そして誰も知らない■
魔女の庭でせしめた
二種類の木の実
どちらかが願いをかなえる実
だけど
もう一方は猛毒で
死を招く木の実
苦しむ暇さえ与えない
どちらが正解?
(なんとなくそっちそっち いや違うこっちだ
なんとなくこっちこっち いや違うそっちだ)
誰にも見つからぬように 悩む悩む
誰にも見つからぬように 隠してる
寝ぼけた犬に
片方を食わせる
すると倒れて動かない
しめた!ビンゴだ!
(ほらほらこっちだった 犬にはすまんが
それでも賭けに勝った 勝者がすべて)
誰にも見つからぬように かじるかじる
誰にも見つからぬように 僕は倒れる
誰にも見つからぬように 五臓焼ける 六腑削げる
誰にも見つからぬように 死んでゆく
***************
読んだ娘…
ケタケタケタ~~
と大受けです
ブラックなのがお好きなお年頃
************
小室氏の事件
何だか切なくなっちゃった…
お金って怖ですね(><)
願いを叶える実も実際は猛毒というシュールなお話
笑えない…
「serial TV drama」
ミナミホイールでCDを手に入れてヘビロで聴いています♪
その中の「そして誰も知らない」という曲がブラック
ブラック好きの娘を呼んで歌詞を見せました
■そして誰も知らない■
魔女の庭でせしめた
二種類の木の実
どちらかが願いをかなえる実
だけど
もう一方は猛毒で
死を招く木の実
苦しむ暇さえ与えない
どちらが正解?
(なんとなくそっちそっち いや違うこっちだ
なんとなくこっちこっち いや違うそっちだ)
誰にも見つからぬように 悩む悩む
誰にも見つからぬように 隠してる
寝ぼけた犬に
片方を食わせる
すると倒れて動かない
しめた!ビンゴだ!
(ほらほらこっちだった 犬にはすまんが
それでも賭けに勝った 勝者がすべて)
誰にも見つからぬように かじるかじる
誰にも見つからぬように 僕は倒れる
誰にも見つからぬように 五臓焼ける 六腑削げる
誰にも見つからぬように 死んでゆく
***************
読んだ娘…
ケタケタケタ~~
と大受けです
ブラックなのがお好きなお年頃
************
小室氏の事件
何だか切なくなっちゃった…
お金って怖ですね(><)
願いを叶える実も実際は猛毒というシュールなお話
笑えない…
2日(日)はパークスシネマにシネマ歌舞伎を観に行きました。
何と
プレミアムシートでした♪(豪華な座席)
演目は「人情噺文七元結」(にんじょうばなしぶんしちもっとい)。
シネマ歌舞伎とは何ぞや?
この言葉を新聞で見た時、想像が出来ませんでした。
歌舞伎の演目を題材にした映画なんかなぁ…と思っていました。
シネマ歌舞伎とは
「歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという、
松竹が開発した映画とは全く異なる新しい映像作品」
なのだそうです。(映画パンフレットより)
歌舞伎は若い時に好きでよく通っておりました(^^)
きっかけは玉三郎目当(笑)
とても難しい世界だと思っていましたが
それは誤解で、本当はとても身近な世界です。
日本人がとても大切にしたいものがそこにはあります。
で、シネマ歌舞伎ですが
主演に中村勘三郎
監督に山田洋次
これは面白いに違いない!と観に行きました
勘三郎さん…
もうねぇ…さすがです!上手いわ
ほんまねぇ…やられました(><)
始めから笑い泣き通しでした(;;)
あらすじは…(ここからネタバレです)
「人情噺文七元結」は名人三遊亭円朝が口演した人情噺を元に
榎戸賢治が脚色し、明治35年に歌舞伎座で五世尾上菊五郎が初演した
笑いあり、涙ありの人情劇です。
元は腕の良い左官屋の長兵衛(中村勘三郎)が
バクチにうつつを抜かし
借金だらけで年も越せない状態。
ある夜もバクチに負けて着物も取られて裸同然で帰って来ると
女房のお兼が灯かりもつけずに部屋で放心しております。
問い詰めると娘のお久が昨夜から帰って来ないと言う。
すったもんだしていると吉原(今でいう風俗街)から使いが来て
娘さんのお久さんは吉原角海老で預かっていますので来て下さいとの事。
奥さんの着物を借りて吉原角海老に行ってみると
娘のお久(17歳)が部屋の隅で小さくなっている。
親に心配かけやがって!としかりつけていると
角海老の女房お駒(中村 芝翫)が間に入り。
お久ちゃんは、長兵衛の借金のせいで
毎日お父さんとお母さんと喧嘩で
年も越せない状態で、
それを案じたお久は自分の身を売って
そのお金でお父さんに借金を返してもらって
お母さんと仲良くして欲しいとウチに来たんだよ。
と長兵衛を諭します。
事実を知ってショックを受ける長兵衛。
自分の借金の為に身を売るという娘に頭が上がらない。
角海老の女房お駒がお久の健気な気持ちに心を打たれて
長兵衛に50両貸してあげるのでそれで借金を返しなさい。
来年の大晦日まで返済は待ってあげるし
お久もお店には出さないので
これからは性根を入れ替えて一生懸命働くのだよ。
と言うと
長兵衛も反省し我が身を恥じ、
これからは性根を入れ替えて一生懸命働いて
1日も早く50両というお金を返して娘を迎えに来ると約束して角海老を後にします。
長兵衛が大川端に差し掛かると1人の青年が川へ身を投げようとしています。
あわてて身投げを止めるものの男は「死なせて下さい」の一点張り。
訳を話してごらんと話を聞くと自分は和泉屋というお店の手代(店員)文七という者で
出入りの屋敷に集金に行ったもののスリに遭い。
集金したお金を取られて、このままでは店に帰れないので
身を投げてお詫びをしようとしていた所だと言う。
その額は50両。
文七は幼くして両親を亡くし、兄弟も親戚もいないと言う。
話を聞いて同情した長兵衛は悩み抜いた末
事もあろうに自分の娘が身を売って作ったお金50両を
文七にやってしまおうとする。
そんなお金はもらえないと遠慮する文七に
「この金があったらお前は死なずに済むんだろう!」
と文七に50両を投げつけてその場を去ってしまう。
このお芝居の一番の見どころです。
………
あ~あ…
このおっさん、バクチまみれな上に
自分の娘が身を売って作ったお金を初対面の男にやってしまったよ…
さてさて…
この続きはどうなるんでしょうねぇ…
観てると自然とスクリーンに吸い込まれて
笑いあり、涙ありで、日本人が大事にしたい心がありました。
映画用にセリフも一部書き換えたそうです。
とても分りやすくて、小学生でも分るように作ってあります。
さすが山田洋次監督だと思いました。
山田洋次はいう
「円朝はまさしく天才だが、その天才の数ある傑作のなかでも
『文七元結』のストーリーは群を抜いて素晴らしく、
神の業かと思うくらい感心させられる。
最近の芝居や映画は、物語とは云えないささやかで日常的な身辺の出来事を淡々と描いたものが流行のようだが、
それが現代だというような大それたことではなくて、
単に力強い物語を構成する力が作り手に欠けているだけのことなのではないだろうか。
『文七元結』のような古典から、ぼくたち映画や演劇の作り手が学ぶ事は多い」
(映画パンフレットより)
とても良い映画、
いえ「シネマ歌舞伎」観ました(^^)
横を見ると娘も泣いたり、笑ったり感動した様子でした。
この映画で泣ける子に育ってくれて良かったと思った1日でした。
次回は「『連獅子/らくだ』豪華二本立!」だそうです。
詳しくはシネマ歌舞伎のHPで♪
お正月上映だそうで、それにふさわしい目出度い連獅子です。
親獅子の精に 中村 勘三郎
子獅子の精…に中村 勘太郎 と中村 七之助
勘太郎と七之助は勘三郎の息子さんです(^^)
2007年10月に新橋演舞場でこ親子連獅子共演があり話題になりました。
観たかった~
その観たかった公演が「シネマ歌舞伎」になるので楽しみです
アニメに続いて海外でも話題になるといいなぁ~
「シネマ歌舞伎」
何と
プレミアムシートでした♪(豪華な座席)
演目は「人情噺文七元結」(にんじょうばなしぶんしちもっとい)。
シネマ歌舞伎とは何ぞや?
この言葉を新聞で見た時、想像が出来ませんでした。
歌舞伎の演目を題材にした映画なんかなぁ…と思っていました。
シネマ歌舞伎とは
「歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという、
松竹が開発した映画とは全く異なる新しい映像作品」
なのだそうです。(映画パンフレットより)
歌舞伎は若い時に好きでよく通っておりました(^^)
きっかけは玉三郎目当(笑)
とても難しい世界だと思っていましたが
それは誤解で、本当はとても身近な世界です。
日本人がとても大切にしたいものがそこにはあります。
で、シネマ歌舞伎ですが
主演に中村勘三郎
監督に山田洋次
これは面白いに違いない!と観に行きました
勘三郎さん…
もうねぇ…さすがです!上手いわ
ほんまねぇ…やられました(><)
始めから笑い泣き通しでした(;;)
あらすじは…(ここからネタバレです)
「人情噺文七元結」は名人三遊亭円朝が口演した人情噺を元に
榎戸賢治が脚色し、明治35年に歌舞伎座で五世尾上菊五郎が初演した
笑いあり、涙ありの人情劇です。
元は腕の良い左官屋の長兵衛(中村勘三郎)が
バクチにうつつを抜かし
借金だらけで年も越せない状態。
ある夜もバクチに負けて着物も取られて裸同然で帰って来ると
女房のお兼が灯かりもつけずに部屋で放心しております。
問い詰めると娘のお久が昨夜から帰って来ないと言う。
すったもんだしていると吉原(今でいう風俗街)から使いが来て
娘さんのお久さんは吉原角海老で預かっていますので来て下さいとの事。
奥さんの着物を借りて吉原角海老に行ってみると
娘のお久(17歳)が部屋の隅で小さくなっている。
親に心配かけやがって!としかりつけていると
角海老の女房お駒(中村 芝翫)が間に入り。
お久ちゃんは、長兵衛の借金のせいで
毎日お父さんとお母さんと喧嘩で
年も越せない状態で、
それを案じたお久は自分の身を売って
そのお金でお父さんに借金を返してもらって
お母さんと仲良くして欲しいとウチに来たんだよ。
と長兵衛を諭します。
事実を知ってショックを受ける長兵衛。
自分の借金の為に身を売るという娘に頭が上がらない。
角海老の女房お駒がお久の健気な気持ちに心を打たれて
長兵衛に50両貸してあげるのでそれで借金を返しなさい。
来年の大晦日まで返済は待ってあげるし
お久もお店には出さないので
これからは性根を入れ替えて一生懸命働くのだよ。
と言うと
長兵衛も反省し我が身を恥じ、
これからは性根を入れ替えて一生懸命働いて
1日も早く50両というお金を返して娘を迎えに来ると約束して角海老を後にします。
長兵衛が大川端に差し掛かると1人の青年が川へ身を投げようとしています。
あわてて身投げを止めるものの男は「死なせて下さい」の一点張り。
訳を話してごらんと話を聞くと自分は和泉屋というお店の手代(店員)文七という者で
出入りの屋敷に集金に行ったもののスリに遭い。
集金したお金を取られて、このままでは店に帰れないので
身を投げてお詫びをしようとしていた所だと言う。
その額は50両。
文七は幼くして両親を亡くし、兄弟も親戚もいないと言う。
話を聞いて同情した長兵衛は悩み抜いた末
事もあろうに自分の娘が身を売って作ったお金50両を
文七にやってしまおうとする。
そんなお金はもらえないと遠慮する文七に
「この金があったらお前は死なずに済むんだろう!」
と文七に50両を投げつけてその場を去ってしまう。
このお芝居の一番の見どころです。
………
あ~あ…
このおっさん、バクチまみれな上に
自分の娘が身を売って作ったお金を初対面の男にやってしまったよ…
さてさて…
この続きはどうなるんでしょうねぇ…
観てると自然とスクリーンに吸い込まれて
笑いあり、涙ありで、日本人が大事にしたい心がありました。
映画用にセリフも一部書き換えたそうです。
とても分りやすくて、小学生でも分るように作ってあります。
さすが山田洋次監督だと思いました。
山田洋次はいう
「円朝はまさしく天才だが、その天才の数ある傑作のなかでも
『文七元結』のストーリーは群を抜いて素晴らしく、
神の業かと思うくらい感心させられる。
最近の芝居や映画は、物語とは云えないささやかで日常的な身辺の出来事を淡々と描いたものが流行のようだが、
それが現代だというような大それたことではなくて、
単に力強い物語を構成する力が作り手に欠けているだけのことなのではないだろうか。
『文七元結』のような古典から、ぼくたち映画や演劇の作り手が学ぶ事は多い」
(映画パンフレットより)
とても良い映画、
いえ「シネマ歌舞伎」観ました(^^)
横を見ると娘も泣いたり、笑ったり感動した様子でした。
この映画で泣ける子に育ってくれて良かったと思った1日でした。
次回は「『連獅子/らくだ』豪華二本立!」だそうです。
詳しくはシネマ歌舞伎のHPで♪
お正月上映だそうで、それにふさわしい目出度い連獅子です。
親獅子の精に 中村 勘三郎
子獅子の精…に中村 勘太郎 と中村 七之助
勘太郎と七之助は勘三郎の息子さんです(^^)
2007年10月に新橋演舞場でこ親子連獅子共演があり話題になりました。
観たかった~
その観たかった公演が「シネマ歌舞伎」になるので楽しみです
アニメに続いて海外でも話題になるといいなぁ~
「シネマ歌舞伎」
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プロフィール
HN:
KIRARA
性別:
女性
趣味:
音楽・映画鑑賞
自己紹介:
関西を中心に活動中のピアノ弾き語りシンガーソングライター税理士ミュージシャン「ゆしん」のライブレポを中心にお届けしています♪追っかけ人生、満喫中♪
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